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1. 失恋船長 ★★★ (2025-09-24 15:47:13)

The Bestiary

積極的にPVも作りYouTubeなどで公開。そのVHS映像を見せられているような粗い画質、狙いすましたヴィジュアル的戦略。妖艶な魅力を称えたラットクィーンを前面に押し出し、そのダークファンタジー路線を打ち出すことで、古典ロックとの親和性を確立。前作の流れを汲みつつも、アタック感を強め攻撃力もアップといったところか、剣と魔法、誘われる魔界への旅、呪われし異形の宴よ再びという事で、前作以上に力感が強まった。

雷鳴轟かせる大鉈を振るうヘヴィグルーブの逞しさ、古めかしいスタイルながら、単に過去をなぞるだけではないので、現世を経たレトロ主義となる。それだけに聴きやすい演出も補完、オジーは別格だ、サバス最高と既存のメディア情報を根こそぎパクるだけの恥ずかしい人間では出会えないだろうが、ロックを愛しアンテナを張っていれば出会えるであろう。バンドである。

ネズミの女王を名乗るライリー・ピンカートン。彼女の存在感もヴィジュアル面も含め大きくあり、その独自性を高めることにも貢献。倦怠感のある歌いまわしだが、どこか冷ややかで、そして鋭く見つめるような声がストレートに耳に届くミックスも功を奏している。サイドギターとしても貢献する姿も音楽性を強めている。

ギターは変わったが音楽性は深化した。サウンドもクリアーになり前作よりもメジャー感が増している。方向性も絞りファンタジックさが加わった事が聞きやすさに繋がっているのだろうが、同時にエグさも倍増と、このバンドの進むべき道を順当に歩んでいるようだ。



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